本質的な何か
そのときに覚えた違和感が、時間が経つにつれて私の心の中で増殖していく。
増えて増えて増えていって、自分自分が耐え切れなくなって
溢れだして、もう無理だと思って、自分の中で答えを決めてしまって
それでもまだだとあと少し頑張ろうと思う自分ともう逃げてしまいたいと思う自分がいる。
多分、私以外の”誰か”だったら、こんなこと不思議に思わないよな。
こんなやり取りいつまで続けるんだろう。
そんなことを考えたら、もう未来はないと感じてしまった。
付き合う前に感じた印象なんてきっと上辺のものでしかなくて
付き合っていくたびにその人の本質的なものが見えてくるんだろうと思う。
人の感じ方が違うから、ここは譲れないって部分や物事に対する考えが似ていれば
上手く上手くストレスなく生きれるんだろうな、と思っていた。
そうすれば、私はやっぱりストレスを感じまくりで
相手がそれでよくても私は無理なのかも。
何回自分の頭の中で、別れようと送るメッセージを考えて
別れ話を切り出すにはどうすればいいのかシミュレーションしかことか。
きっと能天気なあなたはする由もないのだろう。
相手が多少の鈍感だからいままで上手くやれていたように思えていたのかも
私が感情的にならないように頑張って生きてきたから
上手くやれていたのかもしれない。
いつでも切り離せたはずなのに、立ち向かおうとしてきた。
何が私をそこまでさせたのだろう。
本音を全部伝えてしまえば人間関係なんて儚くもすぐ崩れ去って
全て過去になって、終わりを迎えてしまうのだろう。
本音を言えず、閉じ込めた本当の気持ちはどこにいってしまうのだろう。
本音と建て前が存在して、建て前が大きくなってしまって
そんな偽りの関係なんてもう続けられないよね。
もう終わりだね。