kxyy

あのとき見上げた月はあんなに綺麗だったのに。

愛情を投げ捨てていた

とにかく、心の拠り所が欲しかったのかもしれない。

写真でしか知らない自分の小さい頃を育ててくれた両親のことを

思い返しては、涙ぐんでしまって

ちゃんと愛して育ててくれてありがとうなんて

ずっとこのまま変わらずっと過ごしていきたい。なんて

願って願って。

 

頼れる人がいなくていなくて

重いこの気持ちをいつ口に出してしまおうか。

いつがいいだろうか。

タイミングを見計らって、いつかいつか。

 

思いを口に出したとき

客観的に

どうすれば伝わるだろうか。

私のこの思いを正当化してもらえたような。

その考えがあのときの私の気持ちにすっぽり収まったようで

なんとなく心が晴れ晴れとした。

あんなに憂鬱だった気持ちがなくなっていったような。

 

これでいいのかこれでいいのか。