願いすぎた過ち
将来のことについ真剣に考えたかった。
無駄にすることなんてしなかった、したくなかった。
だから、自分の将来ことちゃんと考える年齢でもないのに
「私と結婚できないと思ったら振って」なんて願いを託して。
結局「この人とは結婚できない。」っていう理由で振ったのも私自身で。
最後別れ話をしたときに見えた君の涙。
ちゃんと私のこと好きでいてくれてたんだなって初めて思った。
何が駄目だったんだろう。
お互いを分かり合おうとして寄り添ったはずだったのに、結局私が耐え切れなかった。
ごめんね、認められなくて、好きだったのに。
好きって言葉だけじゃどうにもならなかった。
それでも、あのとき感じてた思いは本物で、あれ以上の理想を求めてしまった私がダメダメだったんだ。
どうか幸せで。