kxyy

あのとき見上げた月はあんなに綺麗だったのに。

願いすぎた過ち

将来のことについ真剣に考えたかった。

無駄にすることなんてしなかった、したくなかった。

 

だから、自分の将来ことちゃんと考える年齢でもないのに

「私と結婚できないと思ったら振って」なんて願いを託して。

結局「この人とは結婚できない。」っていう理由で振ったのも私自身で。

最後別れ話をしたときに見えた君の涙。

 

ちゃんと私のこと好きでいてくれてたんだなって初めて思った。

 

何が駄目だったんだろう。

お互いを分かり合おうとして寄り添ったはずだったのに、結局私が耐え切れなかった。

ごめんね、認められなくて、好きだったのに。

好きって言葉だけじゃどうにもならなかった。

 

それでも、あのとき感じてた思いは本物で、あれ以上の理想を求めてしまった私がダメダメだったんだ。

 

どうか幸せで。