「他者」と自分
自分の中で渦巻く劣等感の正体を私は知らなかった。
自分ひとりだと何も思わないのに、「他者」がいるだけで生まれてしまう感情。
自分が「他者」と比較してしまう。
他者が「自分」とを比較している。
それを分かって、きっとそういう風に思われているんだろうなぁ。なんて思う。
自分を消したくなる。何もかもなくしてしまって、この感情さえも消し去って欲しい。
そうしたらもっと楽になれるのに。
助けてと叫びたい。
自分でも分からなくなってしまう。
いいなあと他者を羨む気持ち。
人は人。自分は自分なのに。割り切れない自分。
なんで、あの子はこうなのに、自分は思い通りにいかないんだろう。